2012.05.26更新

1. 配当要求とは、債権者が自ら執行の申立をせずに、他人の申立によって開始された競売手続に参加して債権の満足を受けようとする手続です。

2. 不動産競売の場合、予納金(約50ないし70万)、登録免除税(請求債権の4/1000)が必要ですが、不要です。

3. 現在の民事執行法となる前は、債務名義を有しない債権者の配当要求を認めていましたが、現在は配当要求のできる債権者の資格は限られています。

4. 今回、一般先取特権者の代理人の立場で配当要求することになりました。 

5. 一般先取特権を有するものは労働者の場合が多いですが、今回は、労働者の代理ではなく、建物区分所有法7条の先取特権者の代理人として配当要求をします。

投稿者: 北薗法律事務所

2012.05.23更新

1 手形に関する事件は、あまり扱わなくなりました。

2 大阪時代は、3つの信用金庫の顧問をしていた事務所であったので、よく手形
  訴訟の提起をしました。
  当時は、「手形部」という専門部もありました。

  不渡手形でも、いわゆる融手で契約不履行となった割引手形について、手形
  訴訟や差押を何度もしていました。

3 現在は、破産管財人として、債権認否の際に手形をチェックするという仕事が
  あります。
  債権届け出書および添付書類を確認し、
  ① 「写し」の添付がなければ、その提出を求め、
  ② 手形上の権利者が届出人でなければ、裏書の記載の再検討を求めたり
    します。

4 手形の最終所持人からでなく、割引をした破産者の取引先から手形の写しを
  つけずに債権届が出てくることがあります。
  手形の所持人から再提出を求めるか、届出の承継をするか検討してもらうこ
  とになります。

投稿者: 北薗法律事務所

2012.05.18更新

1 収益執行の勉強会にからんで、賃料について抵当権の物上代位による差押
  の話題が出ました。

  インターネット関連を担当した弁護士より、物上代位の差押の経験について
  の質問が出ました。

2 私は、
  一般的には、
  ① 給料(先取特権)によるもの
  ② 不動産の抵当権によるもの
  ③ 動産売買(先取特権)によるもの
  が多いのではないか、
  裁判例でも、上記①~③が多いのではないか、
  との回答をしました。

3 私は、②、③について申立代理人をした経験がありますが、①(給料)につ
  いてはありません。

4 ②(抵当権)の差押に関しては、「債務者兼所有者」(破産管財人)として、
  差押をされる側にも、何回もなっています。

5 昨日も、新件の破産管財事件に関連して、物上代位による差押(収益物件)
  があったようで、第三債務者(賃借人)より対応方の問い合わせがありました。

6 5の差押は、三重県にある不動産ではなく、近畿圏の不動産です。

投稿者: 北薗法律事務所